認知症介護

新聞の記事から・・・

「どうしたら腹が立たずに介護できるか」

早期診断を受けることは大切ですが、病名に振り回されないでほしい。むしろ、介護が重要。話を聞いたり本を読んだりして自分なりの介護方法を見つけて欲しい。

ポイントは・・・
*説得より納得
*発想の転換
*上手なうそつきになる
*場面を変える工夫

認知症の人を相手にする時には、事実や常識などが通用しない時があります。
そんな時には、思い切ってその人の言うことを認めてあげ、やりたいようにさせるのもひとつの方法だと書かれていました。

「あんたが金を盗んだ」と言われるたびに「自分は盗んでいない」と説明していたが、ある時、開き直って「そう私が盗んだ」とそのまま受け止めたところ、本人は落ち着いたという。

最後に「一人でできる介護の量は決まっている。一人で抱え込まず、介護仲間を増やす。サービスを利用する。自分の事を一番に考え、細く、長く、介護する力を長持ちさせてほしい。いいかげんが『いい加減』です。」

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「認知症介護者の心理は、五段階のステップがある。」

第一のステップ
 家族が認知症となったことに戸惑い、否定してしまう。

第二のステップ
 認知症の症状にふりまわされ、「自分だけなぜ・・・」「こんなに頑張っているのに」と心身ともに疲労困憊し、ゆとりがなく、追い詰められる。 

第三のステップ
 「なるようにしかならない」とありのまま受け入れ、介護に前向きになれる。

第四のステップ
 症状を問題ととらえなくなって、いとおしさが増し、「認知症の人の世界を認めることができる」。

第五のステップ
 「人生観への影響」を受け、介護に意味を見いだし、自分なりのみとりができる。




タグ :介護認知症

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